【性犯罪】小学生のときに同性愛者に襲われた経験から学んだこと

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こんにちは、yamです。

今回は少し過激なタイトルになりましたが、自分が経験したつらいことを記事にしました。

この話は家族以外の人に話せるようになるまで10年以上かかりました。

幼い子供や女性を狙った犯罪はずっと前からあることですが、自分自身が経験したことで、性犯罪の被害者の気持ちがわかるようになったのです。

今回は自分が性被害を受けたときの詳細と、そこから学んだことを書いていきます。

小学生が犯罪に巻き込まれないために、小さい子どもを持つ親御さんは是非この記事を読んでみてください。

目次

下校中のときに起こった出来事

小学校6年生のとき、その事件に遭遇しました。学校から家に帰るときは、いつも友達と2人で歩いて下校していたんですが、そのときはたまたまひとりで帰ることになりました。

通学路は人通りのない細い道で、両側に庭付きの一軒家が並んでいる場所です。

イメージとしては田舎の集落といった感じですね。

田舎なので人通りはほとんどなく、ところどころ林が生えている場所があります。

家まであと5分程度でつく場所で、白い軽自動車のそばに立っている男の人が私のほうに向かって近づいてきました。

年齢は30代から40代の男性で、ニコニコしながら「役所はどこですか?」と尋ねられました。

しかし場所を詳しく説明することができないでいると、「ちょっとこっちへこようか?」と言われ、腕を強く引っ張ってきたのです。

すぐに身の危険を感じたのですが、必死で抵抗しても、大人と子供なので力の差は歴然です。

そのまま塀の裏側にある林に連れられ、押し倒されました。

「不審者に襲われたら大声で助けを求めよう」とはよく言いますが、恐怖でそんな余裕はなかったです。

ましてや人気のない場所に連れていかれたら、誰も気づいてくれないでしょう。

「自分はここで殺されるんだ」、と死ぬ覚悟をしていたら、私は男に接吻されました。

何が起こっているのか状況を把握できない私を尻目に、男は興奮した状態で私のズボンを脱がしにかかってきます。

その後、ズボンの上から股間を触られ、「なにするんですか!?」と怒り気味に言うと、その男は「ごめんね、ごめんね」といい、車に乗ってその場を離れていきました。

半泣きになりながら家に帰り、自分に起きた出来事を家族に話すと、それは同性愛者の人であると教わりました。

当時小学生だった私は、男が好きな男も世の中にはいるということを初めて知ることになったのです。

学校にも電話で連絡をしましたが、同性愛者に股間を触られたとはとても恥ずかしくて言えず、「不審者に車で連れ去られそうになった」と嘘の報告をしました。

今でも小学校の同級生で本当のことを知っている人はほとんどいません。

ちなみに私を襲ってきた男の顔はどことなくお笑いタレントのジミー大西に似ていて、テレビでジミー大西を見るたびに、嫌な過去を思い出してしまいます。

小さい子どものいる親に伝えたいこと

まず、登下校はなるべく一人でさせないようにしてほしいですね。

防犯対策として、「防犯ブザーを持つ」「知らない人についていかない」と学校から指導されますが、そんなものは大人の男を前にしたら力の差で制圧されてしまいます。

アメリカでは、州や街によりますが、子どもが13歳になるまで親もしくは保護者の監視下に置か中ればならない法律があります。親が送り迎えするか、スクールバスで登下校します。

日本の小学生は1人で登下校したり、家で留守番することも多いですが、アメリカではネグレスト扱いされ、場合によっては違法になります。

アメリカに比べると日本は治安はいいとはいえ、外では危険なものであふれています。

最近では小学生の列にトラックが突っ込んで5人が死傷した悲惨な事故もおこりました。

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体の小さい小学生が、ランドセルを背負って登下校をするのは体力的負担とリスクが大きいんじゃないでしょうか?

事件・事故に巻き込まれてからでは遅いのです。

この辺りの対策を、保護者と学校が柔軟に対応できるようになればいいなと思っています。

また現在ではSNSも発達し、気軽に情報発信ができるようになりましたが、どんな人が見ているかわかりません。

子供を守る立場であることをわきまえた上で利用しましょう。

まとめ

私が性犯罪に巻き込まれた経験から私が伝えたいことは以下のようにまとまられます。

  • 小学生だけで登下校させるのはリスクが高い(事件・事故に巻き込まれやすい)
  • 防犯対策したところで、大人の男性の前では無意味
  • 嫌な思い出・心の傷は消えない
  • 学校や保護者が柔軟に対応する必要がある
  • 起きてからでは遅い

おわりに

レイプ、セクハラなどの性被害を受けた経験があっても、恐怖心と羞恥心で周囲の人に伝えていない人が世の中にたくさんいるでしょう。

実際、私もこの経験を家族以外の人に話せるようになるまで10年以上かかりました。

私は女性ではないので、女性の気持ちは完全には理解できませんが、性被害を受けた人の気持ちはわかります。

心の傷は一生治りません。

繰り返し述べますが、起きてからでは遅いんです。

嫌な思い出はないに越したことはありません。

私のような被害に遭わないためにも、小さい子ども持つ方がこの記事を読んで、少しでも参考になったら幸いです。

それでは、また。

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この記事を書いた人

零細Web系フリーランス。旅・車・サッカー・スラブ好き。 関東田舎住みのアラサー。鹿島サポ。 海外45か国渡航。日本と海外のいいとこ取り生活をするのが目標

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