こんにちは、yamです。今回は自分が仮想通貨ブームの前にビットコインを買ったときの話と、そこから学んだことを記事にしました。
結論から言うと、世間であまり知られていないものや、新しい分野は、多少胡散臭いと思っても手をだしてみることをおすすめします。
今では世間でもよく知られるようになった仮想通貨ですが、自分が興味を持ちはじめた2015年当時は、まったく世間では話題になっていませんでした。
たまたまネットでビットコインの存在を知る
仮想通貨の存在を知ったのはもちろんインターネットからです。
当時ホリエモンのTwtterやYoutubeをよく見ていて、そこから興味をもつようになりました。
やはりホリエモンの先を読む力はすごいですね。2014年の動画です。
書籍も読んで勉強
もちろん、2017年のブームの前から仮想通貨について詳しく研究している人はいたわけで、私は大石哲之さんと野口悠紀雄さんの書籍を読んで勉強しました。
いずれも2014年に出版された本です。
仮想通貨関する基本的な知識と、国が発行している通貨との違いが理解できるようになるのでオススメです。
電子マネーは管理が必要なので、運営にコストがかかる。このため、様々な問題が発生する。ビットコインには管理・運営主体がなく、銀行などの仲介機関を通さず取引を行うことができるこのため、送金手数料を非常に安くすることができる。
仮想通貨革命
電子マネーは、特定通貨にリンクしている。したがって、国際送金に用いることはできない。また、銀行を通じる国際送金は、手数料が高い。これに対して、ビットコインは無国籍で、国境を超える送金が簡単に、しかも非常に低いコストでできる。「仮想通貨革命」
仮想通貨革命
ビットコインを買ってみた
上記の文章を本で読み、仕組みとしてとても面白いと感じました。
海外旅行に行った際、現地で両替をするのがとても面倒だと感じていたので、将来世界中の人がビットコインでお金のやりとりをするようなったら、便利になるかもしれないと考えました。
そこで将来ビットコインが普及したらいいなという願いも込めて、試しにコインチェックで口座を開いて、1万円分買ってみたんです。
証拠として取引履歴を載せたかったのですが、6年前の履歴は残っていなかったのでご了承ください。
その当時は1BTCが5万6000円でした。
当時はただ「仕組みがおもしろい」と思って購入したのであって、お金を儲けようなどどは考えたこともありませんでした。
まさか数年後に100倍以上の値段を付けるとは思いだにしませんでしたね。
ビットコインで募金してみた
現在はビットコインが使用できる場所も増えていますが、買った当時はほとんどありませんでした。
ところが2016年に熊本で大きな地震があり、災害復興のための募金を募っていることをTwtterで知ることになります。
これはビットコインを使うチャンスだと思い、1000円募金してみました。
ところが送金してすぐに口座を確認したのですが、何も履歴が残ってなかったのです。
送金ミスだと思い、またすぐに1000円分募金しました。
実はこれ、後で思い出したんですがビットコインは送金に少し時間がかかる(10分程度)んですよね。
気付いたころには時すでに遅し……..
結果的に2000円分募金してしまいました。
まぁこのお金が復興に役立つことを願うばかりです。
その後はしばらく仮想通貨のことは忘れてそのままの状態にしておきました。
仮想通貨ブームが到来。はじめてバブルを経験
仮想通貨に関して興味を失っていたころ、2017年に仮想通貨ブームがやってきました。
テレビや雑誌でも取り上げられるようになり、どこからともなく仮想通貨ブロガー、ポッドキャスターなど、仮想通貨に言及するインフルエンサーのような人が増えるようになりました。
そのブームに煽られ、自分は国内外に複数のアカウントを作り、2桁万円単位でお金をつぎ込みました。
結果は承知の通り、大損で終わることになります。この仮想通貨バブルは自分にとって人生で最初のバブルの経験になりました。
バブルといえば、80年代後半から90年代初頭に日本でおきたバブル景気が自分にとってのバブルのイメージでしたね。
田舎の誰も済まないような辺鄙な土地まで不動産価格が不自然に上がり、人々は狂喜乱舞している映像を見て、「こいつらみんなバカだなぁ」なんて思ってました。
しかし身をもってバブルを経験した自分は、バカにしていた彼らと同じだったことに気づいたのです。
「インフルエンサーがオススメしているからと言って、自分で調べもせずにまとまった金額を購入」「価格があがることしか頭になく、暴落のリスクを考えない」など、振りかえってみるとただのカモでしたね。
これは経験してみないと分からなかったですね。
お金は損しましたが、これをきっかけにバブルの歴史、人間の心理を勉強するようになるいいきっかけになったので、若いうちに経験できたことはラッキーだったと前向きに捉えています。
学んだこと
- みんなが注目しているものに後から乗っかっても旨みはなく、損する確率が高い。
- みんなが批判、低評価、もしくは関心を寄せていない時期に自分がそれに投資すると、後でリターンがくることが多い。
- 変化の激しい時代、どんどん新しいテクノロジーが出てくる。それにいち早く取り組んでみることで、先行者利益をもらえる可能性が高いし、周りから詳しい人として認めてもらえることがある。
- まとまったお金を突っ込むのではなく、最悪全部なくなってもいいような金額を、ストレスを感じない範囲で突っ込んでみると、将来おもしろいことになるかもしれない。
「たられば」を言うのはなしですが、当時の自分はお金に関する勉強はほとんどしておらず、あまりにも未熟でした。
しかしこれをキッカケに「労働収入以外からお金を作ろう」と考えるいいきっかけになりました。
経験しないと分からないことっていっぱいありますね…。
投資は自己責任で。
それでは、また。