訪問日:2016/10/2
世界一周中、モロッコからヨーロッパに戻る際、どこの国に行こうか考えたところ、オランダでアヤックスの試合があり、公式サイトからチケットが入手できたので、オランダに向かうことにしました。
オランダへ向かう飛行機に乗ろうとしたら、乗客の身体がみな大きいことに驚きました。
オランダ人はは平均身長が世界一高く、乗客もみんな180cmを超えています。
アムステルダムの街
スキポール空港から鉄道でアムステルダム中央駅に到着して外に出ると、ひと昔前の中国かと思うほどの圧倒的量の自転車を見かけます。
アムステルダムは他のヨーロッパの都市と比べてもかなり個性的な街です。
張り巡らされた運河、大量の自転車、通り沿いから匂ってくる大麻の副流煙、そして「飾り窓」と呼ばれる、売春施設….どれもこの場所ならではです。
しかしアムステルダムはかなり物価の高い街です。。外食をしようものなら1000円は軽く超えてきます。
アムステルダムにはコロッケの自動販売機があります。
自動販売機で購入したコロッケ。値段は2ユーロ。
オランダの強豪チームアヤックス
アヤックスはUEFAチャンピオンズリーグを4回制している、欧州でも強豪チームです。
ヨハンクライフ、ファンデルサール、ダーヴィッツ・スナイデルなどオランダを代表する名選手を輩出しています。
基本的にオランダリーグはアヤックス・フェイエノールト・PSVの3チームが優勝争いを繰り広げています。
チケット購入~チケット受け渡し
アヤックスの試合のチケットは他のチームとは少し違いました。
一般的にファンクラブ会員向けにしかチケットは販売されておらず、シーズンシートで席が埋まってしまいます。
これは人気クラブの宿命ですが、一般人が購入できる座席は限られてしまいます。私は公式サイトから2階のコーナースタンドのチケットを購入しました。
チケット代は46ユーロ(5215円)でした。
さすがにオランダの強豪クラブだけあって値段もそこそこ高かったです。
購入したチケットは当日にスタジアム併設のオフィシャルストアで引き換える形となります。
私は購入した画面とパスポートを見せると、自分の名前が入った入場チケットとタオルマフラーを受け取りました。入場券を買ったらタオルマフラーがついてきたのはこれが初めてです。
アムステルダムアレーナ(現ヨハン・クライフアレーナ)
アヤックスのホームスタジアムであるアムステルダムアレーナへは地下鉄を利用しました。
物価の高いアムステルダムは、地下鉄の初乗りが2.9ユーロとかなり高額です。だから自転車を利用する人が多いのかも知れません。
スタジアムの外観
2階席コーナースタンドからの眺め。傾斜はかなり急になっています。
選手入場・サポーターの様子
オランダリーグの試合は南米やスペインと比べると雰囲気が違いました。
ゴール裏は発煙筒や花火などを挙げるなどかなり激しいが、それ以外の席の人は基本的に大人しい。もちろんチャンスやファールがあれば声をあげているが、立って応援したりはしないし、日本のJリーグのファンのようにマナーもいいです。
試合の様子
試合は前半にアウェーであるユトレヒトが1点を決めて前半を終えます。
前半が終了すると、サポーターからはブーイングが聞こえてきました。
後半戦がはじまると、オウンゴールで同点に追いつきます。
その後、PKを獲得し、逆転に成功します。
後半42分には3点目を決め、リードを広げます。そのご後半45分にユトレヒトが2点目を決め、1点差まで追い詰めますが、アヤックスが逃げ切り勝利となりました。
試合終了後には選手がサッカーボールを10個以上スタンドに蹴り込むという太っ腹なプレゼントもありました。
試合データ
エールディビジ第8節 アヤックス対ユトレヒト
■スタジアム:アムステルダム・アレーナ
■日付:2016年10月2日
■天気:晴れ
■入場者数:47243人
■スコア:3-2
■座席:2階コーナースタンド(46ユーロ)
まとめ
アムステルダムはバックパッカーにとってはかなり物価の高い国でした。
それでも他のヨーロッパの街にはなかなか見られない光景があるため、訪れてよかったと思います。
ヨーロッパでサッカーの試合を観戦するのはスペインに続いて2か国目です。
海外でサッカー観戦するとなると、いろいろ不安を感じる人が多いと思います。
それでも、チケットさえ入手しておけば大抵なんとかなります。
個人的には普段ではなかなか合わない様々な人種の人達に囲まれてサッカー観戦するのがたまらなく好きですね。
もしネットでチケットが購入できるか不安なら、翻訳アプリのDeepLか、Microsoft Translatorを利用することをおすすめします。