訪問日:2016年10/12
シュトゥットガルトはメルセデスベンツとポルシェの本社がある企業城下町です。
他にはサッカーチームのシュトゥットガルトも日本人がプレーをしていて名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
今回私がシュツットガルトへ来たのはサッカーではなく、メルセデスベンツとポルシェの博物館を訪れるのが目的でした。
この記事ではメルセデスベンツ博物館を訪れた際の様子を写真とともに紹介します。
シュトゥットガルトの街並み
シュトゥットガルトはベンツとポルシェの本社がある割には、そこまで街の規模は大きくありません。
人口は約64万人で、トヨタの本社がある豊田市よりも20万人ほど多い程度です。
また街中を走る車を眺めても、特別にベンツやポルシェが多く走っているわけではありませんでした。
メルセデスベンツ博物館までは徒歩で約1時間かけて歩きましたが、途中でシュトゥットガルトのホームスタジアムスタジアムであるメルセデスベンツ・アレーナを見ることができました。日本で言うところの豊田スタジアムといったところでしょうか。
自治体としてはかなりお金を持っている印象を受けました。
メルセデスベンツ博物館
博物館の概要
営業時間 火曜~日曜 9:00~18:00 月曜休み
アクセス Stuttgart-Neckarpark駅から徒歩約10分
料金 10€
詳しくは下記のホームページをご覧ください
https://www.mercedes-benz.com/en/classic/museum/
博物館の内部
メルセデスベンツ博物館の外観。曲線的なデザインが特徴的です。
中へ入ると入場券売り場があるのでそこでチケットを購入し、そこで日本語のオーディオガイドも無料で受け取ることができます。
付属しているストラップはお土産として持ち帰ることが可能です。
入場料と同じくらい値段のしそうなストラップを無料でくれるのは太っ腹ですね。
受付のすぐ横には2016年シーズンのマシンが置いてありました。
エレベーターに乗り、上の階から下って見学していく導線になっています。
上の階にクラシックカーが展示されてます。
昔のレーシングカーは今見てもカッコいいデザインですね。
昔の車のハンドルはとても個性的だったと思います。
ガルウィングが特徴的なCL360
ベンツの名称が一覧としてのっています。
これは電気自動車のスポーツカーです。しかしまだ一般発売されていません。
そして一番の目玉と行っていい場所が、メルセデスベンツの歴代のレーシングカーが飾られているフロアです。
ただ横並びに飾るのではなく、バンクをつけて展示してあるのが特徴的です。
子どものおもちゃのコレクションのように並んでありますが、実物大の本物のマシンです。
この光景はクルマ好きにはたまりませんね。
手前にあるのがシルバーアローのマクラーレンメルセデスのマシン
ドイツツーリングカー選手権のマシン
1989年のルマン24時間レースを制したメルセデスC9レースカー。
ハッキネンが乗っていたころのマシン。展示の仕方がユニークですね。
2008年にハミルトンが優勝したマシン。
ここには昔からテレビやゲームで見慣れたマシンが数多く展示されています。
これはコンセプトモデルなのでしょうか?流線型のデザインがいかにもスポーツカーと言う感じで素敵です。
ハミルトンやロズベルグが直用していたレーシンググッズ一式と、獲得したトロフィーも展示されています。ベンツのマシンは他の場所で見ることができても、これはこの場所でしか見れませんね。
博物館の隣にはディーラーも隣接しています。
メルセデスベンツ博物館を訪れてみた感想
メルセデスベンツ博物館にある展示物は想像以上に多く、見学するのに2時間30分を要しました。
入場料も約1000円とリーズナブルでボリュームのある展示が楽しめるので、非常に満足度が高かったです。
また展示の仕方も非常にうまく、過去から現在、未来へと物語を読むかのごとく展開されています。
この博物館にくれば、メルセデスベンツのファンになる可能性は高いでしょう。
もしメルセデスベンツ博物館を訪れるなら、時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。