訪問日 2016年10月13日
シュツットガルトはメルセデスベンツとポルシェの本社がある企業城下町として知られています。
メルセデスベンツ博物館を見学した翌日、電車でポルシェミュージアムの見学へ向かいました。
今回はポルシェミュージアム訪れたときの様子を写真とともに紹介します。
ポルシェ博物館概要
住所
Porsche Museum
Porscheplatz 1
D – 70435 Stuttgart-Zuffenhausen, Germany
開館時
火~日
9:00~18:00(入館受付は17:00まで)
月曜休館間
入館料
大人:8ユーロ
オーディオガイド
オーディオガイドには、映像にあわせたサウンドトラック、車両についての情報、テーマ展示エリアとその配置に関する最新情報などが含まれています。日本語を含む数ヶ国語に対応しています。
ポルシェ ミュージアムへのアクセス
シュトゥットガルト中央駅よりSバーン”Leonberg / Weil der Stadt” 方面行きのS6に乗って、”Neuwirtshaus (PorschePlatz)”駅で下車。
博物館は駅の真隣に位置しています。
博物館の内部
(PorschePlatz)”駅を降りると目の前にポルシェミュージアムがあります。
ポルシェミュージアムのまわりにはポルシェの関連企業が多くあり、ポルシェが空に向かって飛んでいるような、印象的なオブジェもあります。
この後内部に入り、入場料を払って日本語のオーディオガイドを受け取ります。
メルセデスベンツ博物館同様、最初に展示してあるものは自動車が開発された当時の車が置いてあります。
世界耐久選手権(WEC)の2014年シーズンに出場したポルシェ919ハイブリッド。
このマシンは富士スピードウェイにレースを観に行った際に見かけたマシンなのでとても思い入れがあります。
WECのマシンは後ろから見た姿が一般車とはまったく異なり、とても美しいデザインですね。
ポルシェ917/20
もともとこの車は白色だったのですが、チーフデザイナーがこの車をみて、「食べ物を食べたばかりの豚みたいだ」と思ったことから、ピンク色に塗装されました。
1971年のルマン24時間レース出走時には各所に豚肉の部位が表記されたエピソードがあります。
ポルシェ917/30K
1,100馬力を発揮する空冷水平対向12気筒DOHC5,374ccのターボチャージャー付エンジンを搭載しています。
1969年のルマン24時間レースに出場したポルシェ917LH
マルティニカラーのデザインがカッコいいですね。
このマシンは個人的にポルシェのレーシングカーで一番カッコいいと思います。50年以上のマシンであるにも関わらず、今見ても色あせません。
908 KH 350馬力でありながら最高時速は320kmにもなります。
様々なトロフィーも展示されています。
ポルシェ911GT1ストリート
この車はその名の通り公道を走ることができます。
544馬力で最高速度が308kmになりますが、一度も行動で見かけたことはありません(汗)
ロスマンズカラーのポルシェ962
画像を反転させたわけではなく、車が天井に張り付けて展示されています。
ポルシェRSスパイダー
座席が2つあるプロトタイプのレーシングカーで、ルマン24時間レースにも参戦しました。
ルマン24時間レースに出場するポルシェのマシンはどれもかっこいいです
ポルシェ918スパイダー。
世界限定918台
値段は7000万円以上。
4.6リッターのV型8気筒エンジンで612馬力と言うまぎれもないスーパーカーです。
現在ではおそらくもっと値段が上がっていることでしょう。
まとめ
ポルシェミュージアムはメルセデスベンツ博物館と比べれば規模は小さく、1時間ほどで周ることができました。
しかしルマン24時間レースに出場した歴代マシンが数多く展示してあったので、かなり満足度は高かったです。
ポルシェはルマン24時間レースの優勝回数が最多の19回を誇ります。
2023年にはまたルマン24時間レースに参加することを発表し、注目度も上がってきています。
ルマン24時間レースを見ている方には、ポルシェミュージアムは特におすすめできる場所です。
シュトゥットガルトを訪れた際は、メルセデスベンツ博物館と合わせて是非訪れたい場所ですね。