訪問日:2016/11/5
ドイツ滞在中にイギリスでのサッカーの試合を見ていると、なんとマンチェスターシティの試合のチケットが全部の座席で46£(約7000円)で売り出されているのを発見しました。
プレミアリーグのビッグクラブであれば、ファンクラブ会員かシーズンシートだけで席が埋まってしまい、一般客は中々観戦できない場合も多いです。
しかしその中でもマンチェスターシティのチケットは比較的入手しやすく、1ヶ月後の試合のチケットを、メインスタンドの真ん中の座席をわずか7000円で購入できました。
相手はミドルスブラという下位チームというのも理由ですが、まさかこの値段でマンチェスターシティの試合を観れるとは思いませんでした。
この記事ではマンチェスターシティの試合をエティハドスタジアムで現地観戦した際の様子を紹介します。
マンチェスターシティの試合を現地観戦したいと思っている方は是非さんこうにしてみてください。
マンチェスターシティとは
マンチェスターシティはイングランド・マンチェスターに本拠地として、1880年に創設されたクラブです。
2008年にアラブ首長国連邦の投資グループに買収されて以降、豊富な資金力を活かしてプレミアリーグの強豪クラブまで上り詰めました。
同じ街にあるマンチェスターユナイテッドには今まで後塵を拝していましたが、近年では力関係が逆転するようになりました。
マンチェスターユナイテッドとの試合は「マンチェスターダービー」と呼ばれ、リーグ屈指のダービーマッチとして熱く盛り上がります。
エティハドスタジアム(現シティ・オブ・マンチェスタースタジアム)
エティハドスタジアムへはマンチェスターの市内中心部からは徒歩で30分。
公共交通機関を使う場合は、路面電車のBlueLineに乗車し、Ethihado Campus駅を下車すれば目の前がスタジアムです。
現地観戦の様子
試合前
試合開始前のスタジアム。選手たちはサポーターの声援を受けながら歩いてスタジアムの正面玄関から入っていきます。
入場開始直後のスタジアム。入ったばかりではスタンドは空席だらけでしたが・・・
試合開始直前には満員になりました。
選手の整列シーンを真正面で見ることができました。
7000円でこの光景を見れるのはかなりお得です。
サポーター・選手・監督
1階のゴール裏では旗が振られていますが。左側3分の1はアウェイのミドルスブラのサポーターです。
他のリーグと比べて相手チームのサポーターとの隔離はほとんどありません。
世界的な名将としてしられるグアルディオラ監督。
スタンドとの距離が近いため、選手への指示も聞き取れます。
試合の様子
試合は初めからホームのマンチェスターシティがゲームを支配します。
当時チームのエースであるセルヒオ・アグエロが果敢にゴールを狙い、前半終了間際の43分にゴールを決めます。
ピッチとほぼ同じ高さで試合を観戦して気づいたのは、ロングパスの質がめちゃくちゃ高いことです。この試合ではサイドチェンジでロングボールのパスを何度も行う光景が観られましたが、そのほとんどが受け手のところに正確にボールが飛んでいきます。
そういった何気ないところでプレミアリーグのレベルの高さを感じました。
プレミアリーグの試合を現地で観戦するのはトッテナムに続き2試合目ですが、スタジアムの雰囲気も同じく素晴らしかったです。
後半に入ってもマンチェスターシティがゲームを試合しますが、中々追加点がとれないまま、ゲーム終盤へと突入しました。
このまま1点を守り切って試合狩猟化と思いきや、後半ロスタイムにミドルスブラの選手がサイドからのクロスをヘディングで決めてゴール。
そのまま試合は終了し、マンチェスターシティは負けに等しい引き分けに終わりました。
対するミドルスブラのサポーターはまるで勝ったかのように騒ぎ、試合終了後もしばらく熱狂はとまりませんでした。
試合データ
プレミアリーグ マンチェスターシティ対ミドルスブラ
■スタジアム:エティハドスタジアム
■日付:2016年11月5日
■天気:晴れ
■入場者数:54294人
■スコア:1-1
■座席:メインスタンド1階席中央
おわりに
プレミアリーグは他のリーグと比べても観客との距離が近いですが、今回私が観戦した席はメインスタンドの前列であったため、プレミアリーグの醍醐味を充分に堪能できました。
マンチェスターシティは他のプレミアリーグの強豪クラブに比べれば、比較的チケットが入手しやすいクラブです。
プレミアリーグの強豪クラブの試合を見たいなら、まずはマンチェスターシティの試合を探してみてはいかがでしょうか。