訪問日:2023/6/17
埼玉県にある定峰峠は、2019年の台風19号を受け、しばらくの間通行止めとなっていました。
その後復旧作業が進み、2023年の3月になって通行止めが解除されたのです。
定峰峠は頭文字Dの舞台となった場所でもあり、長瀞の岩畳も近いため、開通したタイミングでドライブすることにしました。
頭文字Dのファンやドライブ好きなら楽しめる場所だったので、画像とともに紹介します。
MR2を借りて定峰峠を目指す
定峰峠へのドライブは、おもしろレンタカーでMR2をドライブしました。
MR2の特徴は、高さがあって幅のあるアームレスト。
ミッドシップエンジンのため、オイルタンクがアームレストの下にあるという構造です。
その結果として、かなり快適なアームレストとなっています。
車の性能は、シルビアS15と似たような感じ。軽くて速くて、カーブも思い通りに曲がります。
とはいえ、もう少しパワーが欲しいかなという感想を持ちました。
定峰峠
定峰峠は、埼玉県の小川町と、秩父を結ぶ峠道。
高速道路の最寄りは嵐山小川インターで、そこから車で20分ほどで峠の入口へ到着します。
この動画でも言っているように、東側はセンターラインがあってドライブしやすいものの、頂上から西側はかなり道幅が狭くなっています。
ドライブに行った日は土曜日だったものの、交通量はまばらでした。
走り屋と思われる車は1〜2台ほどしかおらず、バイクのツーリング客が目立ちました。
ここは「峠の茶屋」と呼ばれる場所で、峠のステッカーを販売しています。
MR2の隣に停まっているシビックタイプRも、同じレンタカー会社の車でした。
乗客はなんと中国人のカップル。中国でも頭文字Dは知られているみたいですね。
定峰峠の名物「鬼うどん」
「峠の茶屋」よりやや東側にあるのが、定峰峠の名物グルメである「鬼うどん」。
頭文字Dファンなら絶対訪れるべき場所です。
店内には、頭文字Dのミニカーやイラスト、漫画が置いてあります。
極めつけは、店の奥に置いてある大量のアルバム。お店をバックに愛車とファンの方の写真がこれでもかと貼ってありました。
車好きの方や頭文字Dのファンであれば、待ち時間で退屈することはないでしょう。
ちなみに店には頭文字Dの漫画が置いてありますが、22巻にこの峠が載っていると女将さんが教えてくれました。
そしてこれが鬼うどん(大盛)
値段は1600円するだけあって、かなりのボリューム。うどんの上にきんぴらとかつおぶし、おろしがたっぷり入っています。
来店客には「鬼」シールのプレゼント。
「鬼うどん」と呼ばれる理由は、「鬼が打ったようにコシがある」という由来からきているそうです。
長瀞岩畳
道幅が狭い定峰峠の西側を下ると、岩畳で有名な秩父市へと入ります。
近隣の駐車場は100円で停めることができます。
土曜日ということもあり、大勢の観光客が川沿いに集結。
この日の気温は30℃を超える真夏日。500円のかき氷もよく売れていました。
本庄サーキット
長瀞岩畳の近くには、本庄サーキットがあります。
全長1km弱の短いコースには、数台の車が走っていました。
アクセスの良い場所とは言えないものの、こういう短いサーキットをぐるぐると走るのも楽しそうです。
まとめ
今回は定峰峠を中心に、秩父の見どころを紹介しました。
よっぽどの峠好きや頭文字Dファンの方でなければ、秩父観光とセットで行くことをおすすめします。
定峰峠周辺では、ドライブ、聖地巡礼、グルメ、観光、サーキット見学が楽しめる場所です。
都内からも日帰りで楽しめる場所であるため、通行止めが解除されたのをきっかけに一度訪れてみるといいでしょう。