どーもー、yamです。
7月は日本に遊びに来たドイツ人の友達と遊んだのですが、そこでいろいろな気づきを得ることができました。
彼とは言語交換アプリである「Tandem」で知り合ったのですが、3年くらいチャットのやり取りを続けた結果、やっとリアルに会うことができたのです。
日本で外国人と関わる機会はなかったので、かなり新鮮な経験ができました。
今では多くの訪日外国人がいますが、彼らとの国際交流に興味のある方は学べる内容も多いのでぜひ読んでみてください。
外国人と巡る日本は新たな発見の連続
外国人と一緒に日本を回ると、日本人でもなかなか知らない情報を教えてくれたり、日本人でも答えるのが難しい質問をしてくるので、アテンドする側もいい勉強になります。
彼と一緒に訪れた場所は:
- 土浦城跡
- 牛久大仏
- 土浦のドイツ料理店
- 横須賀の軍艦「三笠」
牛久大仏と土浦のドイツ料理店は以前に行ったことがありましたが、彼と一緒でなければ土浦城跡や軍艦の三笠まで足を運ぶことはなかったでしょう。
食事のマナーの違いも興味深い発見でした。カレーを食べに行った際、彼がずっと背筋を伸ばして食べていたのが印象的でした。彼によると、皿を持ち上げるのはそこまで失礼ではなく、むしろ「顔を下げて食べるのは人間ではなく豚の食べ方だ」と言っていました。日本人の多くが無意識に顔を近づけて食べていることに気づき、今後は自分も意識して改善しようと思いました。
彼は日本の文化や習慣にも強い興味を示し、特に温泉文化や季節ごとの行事に驚いていました。逆に、日本人が当たり前と思っている「お辞儀」や「靴を脱ぐこと」の意味を彼に説明する中で、改めて日本文化の独自性を実感しました。
羨ましいドイツの労働環境
彼は30日間の有給休暇をもらって日本に来ているとのことでした。ドイツでは労働者の権利が強く、「簡単にクビにできない」「仕事がなくても従業員に給料を払わなければならない」という話を聞き、ドイツの会社員生活の魅力を感じました。
アメリカとは対照的に、ヨーロッパ、特にドイツでは従業員の権利が日本以上に保護されているようです。加えて、日本よりも休暇が取りやすいため、フリーランスよりも会社員として働くメリットが大きいように思えました。
この話を聞いて、日本の労働環境や働き方改革について考えさせられました。ワークライフバランスや労働者の権利について、日本がドイツから学べることは多いのではないでしょうか。
外国人の視点から見た日本人の英語力
彼は日本滞在中に他の日本人の友人2~3人とも会う予定でしたが、「あなたしか英語でコミュニケーションが取れる人はいない」と言っていました。これは、日本人の英語力の現状を如実に表しているように感じました。
私の英語に関しては、「日本のアクセントはあるが、かなり聞き取りやすい」と評価してくれました。相手から聞き返されることがなかったのは良かったですが、同時に日本の英語教育の課題も浮き彫りになりました。
日本の英語教育は文法や読解に重点を置きがちですが、実際のコミュニケーションスキルを磨く機会が少ないのが現状です。今回の経験を通じて、もっと実践的な英語学習の必要性を感じました。
まとめ
今回、日本に来たドイツ人の友人と過ごして感じたことを振り返ってみました。外国人と交流すると、新しい視点や知識を得られるだけでなく、英語学習への意欲も高まります。
何より、自分の知らない世界を教えてくれるのが楽しく、これからも積極的に外国人の知り合いを増やしていきたいと思います。
8月からオンライン英会話を始める予定なので、そこでの経験や気づきについても、また別の機会に共有できればと思います。国際交流は、単なる言語の練習の場ではなく、互いの文化を理解し、視野を広げる貴重な機会なのだと実感しました。