こんにちは、yamです。私は2021年の9月に訪れた愛知県にある自動車の博物館・ギャラリーを見学してきたので紹介します。
私は1泊2日で以下の5つのギャラリーを訪れました。
車好きの人や、小さいお子さんが訪れれば楽しめること間違いないです。
是非この記事を見て参考にしてみてください。
トヨタ会館
アクセス・料金・営業時間
トヨタ会館は、トヨタ自動車の隣に隣接しています。
最寄り駅は三河豊田駅から徒歩で約10分の場所にあります。
https://www.toyota.co.jp/jp/about_toyota/facility/toyota_kaikan/index.html
営業日:月曜~土曜日 9:30~17:00
休業日:日曜日
入場料:無料
トヨタ会館に展示してある車
三河豊田駅から歩いていくと、トヨタの本社ビルが見えます。
トヨタ本社ビルの隣にある2階建ての建物が、トヨタ会館です。
入口に入って右側へ行くと、最新のトヨタ車の展示がされています。
一番人が集まっていたのが、高級スポーツカーであるLC500でした。LC500が展示してある場所は他にもありますが、トヨタ会館ではシートに座ることができます。
座った感じとしては、他のレクサス車とさほど変わらなかったです。
水素自動車であるMIRAIも展示してありました。こちらもシートに座ることができます。
水素自動車とはいえ、こちらもインテリアは他のトヨタ車と大きな差はなかったですね。
隣には水素自動車の内部がよくわかる展示がありました。
トヨタのスポーツカーブランド「GR」の車もシートに座ることができます。
最新のランドクルーザーの展示も行われていました。新車価格は750万円もすることに驚きました。ランドクルーザーも立派な高級車ですね。
まとめ
トヨタ会館の魅力は、コンパクトカーから高級スポーツカーまで、さまざまな種類のトヨタ車を自由に触れることができることですね。
トヨタのショールームやディーラーにも置いてないような車も間近に見て触れることができるので、近い将来トヨタ車の購入を考えている方には特におすすめできる場所です。
トヨタ博物館
アクセス・料金・営業時間
トヨタ博物館は長久手市にあります。公共交通機関で行く場合は、愛知高速交通鉄道「リニモ」芸大前駅で下車、徒歩5分の位置にあります。
https://toyota-automobile-museum.jp/
営業日:火曜~日曜日 9:30~17:00
休業日:月曜日
料金:1200円
トヨタ博物館に展示してある車と資料
チケットを買って入場すると、エスカレーターで2階から見学をはじめます。
2階にあがると世界初の自動車であるベンツの車が最初に展示してありました。ドイツのメルセデスベンツ博物館を訪れた際も、最初に同じ車が展示してありました。車の歴史を昔から振り返るように見学ルートが設計されていますね。
「トヨタ」博物館とはいえ、国内外の様々な年代の車が展示されています。
ガルウィングが特徴のSL300
内装もチェック柄のシートが使用されていてオシャレですね。
ジャガーEタイプ ロードスター(1965年製)
トヨタ会館にある最新の車と比べると、昔の車のほうがインテリアに個性がありますね。
2000GTに関しては動画による詳細な説明もされていました。
世界限定500台のレクサスLFAはこの博物館の目玉といっていいでしょう。
テスラのロードスターが展示されているのは初めて見ました。
外観は昔のNSXと、ロータスの車に似ていますね。かなりカッコいいです。
自動車館を見学した後は、もう一つの建物にある「文化館」へと移動します。文化館には車に関する書籍、広告、パンフレット、模型などが展示されています。
文化館に入ると、数々のミニカー、広告、エンブレムの展示が並んでいます。
世界中の国のナンバーが飾られていました。国ごとの特徴が知れておもしろいです。
文化館のほうには図書室もあります。車に関する書籍が数多く並んでいて、ここだけで1日中過ごせてしまいますね。
車に関する漫画や写真集、洋書まで豊富にそろっています。近所にこういった図書館があれば夢のようですね。
まとめ
トヨタ博物館は名前とは裏腹に、トヨタ車の展示はあまりありませんでした。
どちらかというと、「世界の自動車文化見本市」といった表現が正しいですね。
特にクラシックカーの展示がかなり多いので、クラシックカーが好きな人にはたまらないです。
またトヨタ博物館は自動車の展示だけでなく、車の文化を伝える「文化館」がとても充実しています。
車をテーマにした音楽、映画、マンガなどが幅広く展示してあり、自分が知らなかった作品を知るいいキッカケになりました。
クルマの歴史を振り返るにはピッタリの場所で、何度も懐かしい気持ちになりました。
トヨタ博物館を訪れる際は時間に余裕をもっていくことをオススメします。
アウトガレリア・ルーチェ
アクセス・料金・営業時間
アウトガレリア・ルーチェは名古屋市名東区にある、個人が運営している小さなギャラリーです。
交通機関のアクセスはあまり良くなく、地下鉄の最寄り駅から徒歩で約25分ほどかかります。
自分はトヨタ博物館からタクシーを利用しました。料金は2400円です。
http://www.luce-nagoya.jp/Top.html
営業日:水曜~日曜日 12:00~18:00
休業日:月曜日・火曜日
入場料:無料
アウトガレリアルーチェの内部
ここに展示してある車はしょっちゅう入れ替わるようなので、近所に住んでいる方は何度も通ってみると楽しいかもしれません。
F1に関するアート作品が展示されています。
まとめ
アウトガレリア・ルーチェは全体的にイタリアチックな雰囲気がありました。
特にフェラーリに関するグッズを数多く取り揃えているので、フェラーリが好きな人には特におすすめできる場所です。
ミニカーやプラモデルを販売しているショップも併設しているので、そういったものが好きな人も訪れてみるといいでしょう。
レクサスギャラリー&トヨタショールーム
アクセス・料金・営業時間・内部
レクサスギャラリーとトヨタショールームは、名古屋駅に隣接するミッドランドスクエアにあります。
交通アクセスの良さは抜群に良いので、ついでに見学することもできます。
https://lexus.jp/dealership/lexus_gallery/midland_square/
https://www.toyota.co.jp/showroom_midlandsquare/
営業日:毎日営業
休刊日:なし
入場料:なし
まとめ
ただし展示数は少なく、ほとんどの車は運転席に入れないのでそこは期待しない方がいいでしょう。
トヨタ会館やトヨタ博物館を訪れた人は、ここは訪れなくても特に問題ないです。
トヨタ産業技術記念館
アクセス・料金・営業時間
トヨタ産業技術記念館は、名古屋駅から徒歩で約20分の場所にあります。
営業日:火曜日~日曜日(9:30~17:00)
休業日:月曜日
入場料:500円
トヨタ産業技術記念館で展示してあるもの
入場料500円を払って入館すると、まずはトヨタ自動車の発祥となった紡績業の展示が並びます。
正直自動車にしか興味のなかった自分は早足で通り抜けました。
それでも係員の方たちはとても丁寧に説明をしてくれますし、通路ですれ違うと、挨拶もしれくれます。
入場料500円でもここまでのおもてなしをしてくれるのは驚きです。
そして自動車館へ移動すると、1階と2階に展示してある車を一望することができます。
この博物館では、車の仕組みと、製造過程がわかりやすく理解することができます。
トヨタ産業技術記念館では、ロボットによる車の組み立て作業を、ボタンを押すだけで見学することができます。
様々な自動車博物館へ足を運びましたが、工作機械が動く様子を見ることができたのはここが初めてです。
その他、自動車が作られるまでの様子を子どもにもわかりやすく説明してrくれるビデオの放映もありました。
実際私がこの博物館を訪れた際、小学生が社会科見学として訪れていました。
社会科見学でこの場所ほど車を学べる博物館はないでしょう。
愛知県の小学生の多くはこの博物館を訪れると思うと、とても羨ましいと思いましたね。
トヨタ産業技術記念館はクルマの展示は少ないです。
それでもトヨタ自動車の母体である紡績業と、クルマの製造工程に関する展示が充実している博物館です。
大人も子供も一緒になって自動車に関することを学べる場所なので、特に家族連れにおススメできる場所です。
まとめ
今回訪れた場所をひとことでまとめると、
トヨタ会館
トヨタやレクサスの最新車種を手軽に乗ったり触れたりすることができる
トヨタ博物館
世界中のクラシックカーから最新車の展示を見ることができる。車に関する書籍、ミニカーなども充実している
アウトガレリア・ルーチェ
フェラーリやF1に関するグッズが多く売られている。 イタリア車の車が展示されている。
レクサスギャラリー&トヨタショールーム
名古屋駅のすぐそばでレクサス車とトヨタ車の展示が見れる。
トヨタ産業技術記念館
自動車の成り立ちや製造工程がよく学べる。
自動車を造る機会が動くところを見学できる。
特にトヨタ産業技術記念館とトヨタ博物館はかなり満足度が高かったので車好きの方は絶対一度は見学するべき場所です。
他にも自動車の展示を行っている場所はありますが、愛知県内で有名どころといわれる場所は一通り巡りました。
このうち、入場料を支払うのは2箇所だけで、2つ合わせても大人1人であれば2000円でこと足りてしまいます。
最近では某テーマパークの入場料が値上がりをして、中々気軽にいけないような値段になっています。
それに比べればかなりお手頃な値段で、長時間楽しむことができます。
実際私が訪れたときは、家族連れや社会科見学で訪れた小学生を多く見かけました。
ただひとつ残念だったのは、トヨタの博物館のどこへ行っても、トヨタのF1マシンがおいていなかったのが残念でしたね。
トヨタにとってF1は忘れ去りたい過去なのでしょうか?
モータースポーツファンとしてはもう少しラリーやルマンで活躍した車を見たかったです。
名古屋は街が大きいだけで特に観光名所はないと言われますが、車好きにとっては魅力的な場所がたくさんあります。
ガイドブックにもあまり目立つところに乗っていないのもありますが、愛知県の観光をアピールするためにもっと宣伝して欲しいなと思いましたね。
コロナ渦において多くの博物館が臨時休業を行っていますが、愛知県の自動車博物館は営業しています。
写真とともに紹介してきましたが、車好きの人がこの記事を読んで少しでも興味を持ったのなら、是非訪れてみてくださいね。
それでは、また。