訪問日:2023年2月25日
カタールW杯の中断期間を含め、4ヶ月ぶりにJリーグが戻ってきました。そして感染対策による規制も大幅に緩和し、声出し応援も復活。
そして鹿島ファンである私は最近できたばかりのサンガスタジアムを訪問してきました。現地の様子を写真とともに紹介し、サンガスタジアムで思ったことを紹介します。
サンガスタジアムへのアクセス
サンガスタジアムは、京都駅からJR嵯峨野線で約30分乗車し、亀岡駅をでてすぐの場所にあります。
嵯峨野線は京都駅の32番線・33番線から乗車。試合日は増便されますが、それでも途中駅から乗車する人も多く、試合前でも車内は混雑します。
スタジアム内の様子
亀岡駅から歩いてすぐにあるサンガスタジアム。スタジアムまでの動線が非常に短く、コンパクトな印象をうけました。
スタンド入口からの眺め。スタンドからピッチの距離が近く、非常に観やすい環境です。
自分が選んだ座席はメインスタンドのS指定席。値段は4700円なので、場所の割には結構お手頃じゃないでしょうか。
個人的にはコーナースタンドにあるバルコニー指定席がよいと思いました。眺めも良く、値段も3300円とコスパに優れています。
南側スタンドの屋根は光を取り込むために透明色になっていました。この屋根がプレミアリーグのスタジアムのような感じでかっこいいですね。
試合開始前の風景。開幕戦なのでチケットが完売するかと思いきや、割と空席が目立ちました。本日の入場者数は約1万5000人。
試合は2-0で鹿島の勝利でした。
メインスタンド正面からの眺め。こういった2万人規模の観やすいスタジアムがもっと日本に欲しいですね。
サンガスタジアムの良いと思ったポイント
サンガスタジアムは2020年にできたばかりのスタジアムであるため、様々な工夫が施されていました。
アウェイサポーターである自分が感じた良いポイントを紹介します。
亀岡駅の目の前にある
写真の通りスタジアムは亀岡駅の前の前にあるため、道に迷うことはありません。Jリーグのスタジアムの中には、等々力競技場や柏サッカー場などは住宅街を抜けていく必要があり、途中で迷う場合もありますが、サンガスタジアムは駅のすぐ側です。
スタジアムがコンパクトにまとまっていて見やすい
サンガスタジアムは本当にコンパクトです。同じ2万人規模のスタジアムでも、無駄な空間がそぎ落とされているイメージですね。スタジアムを1週するにも大して時間はかかりませんでした。亀岡駅からの移動も含め、一切無駄がありません。
スタジアムにフードコートがある
スタジアムの1階にはフードコートが併設してあり、試合終了後にはここで食事をしました。
店内でちゃんとしたキッチンを使用した料理は温かくて美味しく、室内で寒さもしのげて最高です。試合終了後は京都駅へと戻る人が殺到するので、ここでご飯を食べて時間を潰すのもいいでしょう。
ビジターチームのグッズを着用できるエリアが広い
スタジアムによっては、ビジターチームのグッズを着用できるのはビジター席のみという場所もあります。
とはいえ、「ゴール裏で立って応援はしたくないけど、自分が応援してるチームのグッズを着用したい」という方も多いはず。
サンガスタジアムはビジター指定席の他に、
- メインスタンド中央~南側
- バックスタンド中央~南側
- バックスタンド2階席全席
- 南サイドスタンド
でもビジターチームのグッズを着用できます。
他のスタジアムと比べても両チームのサポーターが交わって観戦している印象があり、座席の選択肢が多いのも嬉しいですね。
サンガスタジアムの悪いと思ったポイント
サンガスタジアムは多くのサッカーファンが絶賛していますが、いいところばかりではありません。
実際にスタジアムを訪れて感じた悪いポイントを紹介します。
※なお、現地で写真をあまり取らなかったので、他の方のtweetを引用します。サンガスタジアムを訪れる方は参考にしてみてください。
出入り口とトイレの数が少ない
サンガスタジアムに来場して最初にイマイチだなと思ったポイントが、出入り口とトイレの少なさです。
スタジアムの入場口およびスタンドへの入口はどちらも4つしかありません。入口はどちらもスタジアムの4隅しかなく、自分の座席がスタンドの真ん中のほうであればかなり移動することになります。
初めて来た際はどこから入場すればいいかよくわかりませんでした。
座席の通路が狭い
スタジアムがコンパクトに収まっているぶん、通路の狭さは否めませんでした。
人が前を横切る際は、かなり足を引っ込めるか、足を横向きにしないとキツイです。
スタンドは屋根付き、角度がついて見やすい、ドリンクホルダーありといい部分ばかりでしたが、ここが唯一の不満点でした。
帰りの混雑がかなりひどい
サンガスタジアムは京都駅から来場する方がほとんどです。スタジアム周辺には駐車場や娯楽施設も少なく、試合終了と同時に京都駅へ戻る観客が殺到します。
亀岡駅は小さい駅なので、入場規制がかかることもしばしばあるようです。もし混雑を避けたいのなら、試合終了前にスタジアムを出るか、フードコートで時間を潰す必要があります。
まとめ
以上、サンガスタジアムでのJリーグ開幕戦の様子を紹介しました。サンガスタジアムは2020年にできたばかりの新しいスタジアムなので、非常に満足度の高いスタジアムでした。形もパナソニックスタジアムに似ており、パナソニックスタジアムを少し小さくした感じですね。
J2に所属するチームは陸上競技場を使用していることも多いので、今後はこういったコンパクトで見やすいスタジアムが増えていって欲しいです。
今までこのブログでは海外のスタジアムばかり紹介してきましたが、これからは国内のスタジアムも紹介していくのでお楽しみに。