日本とは大違い!海外でサッカー観戦するときの注意点を紹介

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こんにちは、yamです。今回は海外でサッカー観戦する際の注意点を書いていきます。

海外でのサッカー観戦に関して、私は今までに海外18か国で30試合を観戦してきた経験があります。

そのなかで、海外のサッカー観戦の環境は日本と違う点も多いことに気づきました。

現地でトラブルを未然に防ぐためにも、予め知っておいたほうがいいこともあります。

海外でサッカー観戦をしたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

まずは日本とは観戦環境が違うことを意識しておく

アムステルダムアレーナでのアヤックスの試合
日本では禁止されている発煙筒や花火もあがることもしばしば

日本の感覚のまま海外旅行をしたら危険なのと同じように、日本のJリーグの試合と海外では環境もルールも違ってくることを意識するのが大事です。

まずはこの考えをベースに現地では行動することを心掛けてください。

そのためにある程度の情報を集めておくべきです。

荷物チェックは日本より厳しい。国際大会は特に厳重

クラブワールドカップ準決勝の会場入り口
クラブワールドカップの入場口。入念なボディチェックと荷物検査を受ける必要がある。

海外でサッカー観戦する際は、スタジアムに持ち込み可能なものや、観戦ルールをきちんと確かめましょう。

日本では荷物の中身を軽くみられる程度ですが、海外では係員によるボディチェックを受ける場合が多くあります。

特にオリンピックやクラブワールドカップ、チャンピオンズリーグなど、国際規模の大会になると、持ち込み制限はかなり厳格です。

特に一眼レフカメラを使って写真をとりたいという方も多いと思いますが、スタジアムによっては持ち込みが禁止されている場所も多いので注意が必要です。

基本的にはできるだけ身軽で行くに越したことはありません。

どうしても持っていきたいものがあっても、スタジアムに持ち込めないリスクを考えると、スタジアムのすぐ近くに宿をとるか、かなり早めにスタジアムに行ってスタッフに確認することをおすすめします。

私が各地でサッカー観戦した際のセキュリティは以下の通りです

オリンピック(リオデジャネイロ)一眼レフOK、モバイルバッテリーOK。飲食物NG 大きい袋NG
クラブワールドカップ(UAE)一眼レフNG バッテリーNG(後で返してくれる) 飲食物NG
チャンピオンズリーグ(トルコ)一眼レフOK モバイルバッテリー→没収されて帰ってこなかった

リーグ戦では以下の通りでした

イングランドリーグ一眼レフはNG。使っている人はひとりも見なかった。
ドイツリーグ一眼レフOK
スペインリーグ5試合観戦したが、一眼レフはOK
イタリアリーグ一眼レフはOK
ポーランドリーグ一眼レフNG
ACL(中国)ペットボトルNGだけど紙パックはOK。一眼レフOK
メジャーリーグサッカー一眼レフOK

この辺りは同じ大会や国でも、スタジアムごとにルールが変わってくると思うので、あらかじめ確かめておきましょう。

スタジアム内の飲食店には期待しないほうがいい。

売り子もいる場合もあるが、衛生面が心配

日本ではサッカーのスタジアムグルメを楽しみに来場している方も多く、たくさんの名物料理が販売されますが、海外では美味しいスタジアムグルメを見つけるのは難しいです。

海外ではサッカーを見るためだけに来ているんだと言う人ばかりです。

売店ではポテチやコーラなどの軽食しか販売していないケースが多く、食事メニューが仮にあったとしてもあまり美味しくありません。

なので海外でサッカー観戦をする場合は、先にお腹を満たしてからスタジアムに向かいましょう。

ビジターチームのグッズを身につけるのはNG

バレンシアのスタジアムに駆け付けたビジターチームのベティスサポーター
5万人以上収容のスタジアムでも、2階席の端のほうに少しだけ席が与えられることもしばしば

Jリーグの試合であれば、友達やカップルで違うチームのユニフォームを着てスタジアムを歩いている光景も見かけますが、海外では一度も見かけたことがありません。

ビジターチームのサポーターに対する扱いは日本よりもかなり悪いです。ビジターチームに与えられる席も日本に比べれば、ごくわずかしかありません。

ビジターチームのサポーターは基本的に集団で行動しています。

日本のように敵地のスタジアムで自由にフラフラ出歩けるものではありません。

もし海外でビジターチームのユニフォームを着た日本人がポツンと1人いたら、かなり悪目立ちするでしょう。

そのような状況になればトラブルの原因になりますし、身の危険をさらすことになるので、絶対にやめましょう。

たとえ私服で観戦するにしても、ビジターチームのチームカラーとは被らないように意識するのも大事です。

帰るときも気をつけよう

チャンピオンズリーググループステージ試合。ガラタサライ対ロコモティフモスクワ
トルコで現地観戦したチャンピオンズリーグの試合は午後10時キックオフだった。

ヨーロッパなどでは、夜の10時にキックオフとなり、試合終了が深夜になる場合もあります。

場合によっては電車やバスがもう通ってなくてホテルまで返れないということも想定されるので、あらかじめ時刻表や帰りの手段を考えておきましょう。

試合結果によっては興奮して暴れているサポーターも見かけることもありました。そういったグループには身の安全を守るために距離を取りましょう。

試合終了後は大勢の人が家路につくために混雑が予想されます。

スリに遭わないように貴重品の管理はしっかりしましょう。

まとめ

以上海外でサッカー観戦をする際の注意点を説明してきました。

海外でのサッカー観戦では、以下の点に注意が必要です。

  • 日本とは観戦環境が違う
  • 荷物チェックは日本より厳しい
  • スタジアム内の飲食に期待は禁物
  • ビジターチームのグッズを身に着けるのはNG
  • 帰るときは交通手段の確保や身の安全に気を配ろう

これだけの情報を見ると行く気が失せてしまう人がいるかもしれません。

それでも今回の記事に書いてあることを守って行動すれば、基本的にトラブルに巻き込まれるリスクは減らせます。

無事にスタジアムに入場して席についたら、あとは思いっきりサッカー観戦を楽しみましょう。

みなさんが海外のサッカー観戦を楽しんで素晴らしい思い出が作れることを願っています。

それでは、また。

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この記事を書いた人

零細Web系フリーランス。旅・車・サッカー・スラブ好き。 関東田舎住みのアラサー。鹿島サポ。 海外45か国渡航。日本と海外のいいとこ取り生活をするのが目標

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