エティハドスタジアムでマンチェスターシティの試合を観戦した翌日、マンチェスターユナイテッドのホームスタジアムであるオールドトラフォードの見学ツアーに参加しました。
オールドトラフォードは1910年に開場した100年以上の歴史を持つスタジアムで、収容人数は75,811人とプレミアリーグ最大です。
このスタジアムでは数々の名勝負が生まれたため、「シアターオブドリーム」という別名もつけられました。
最近では優勝争いから遠ざかっていますが、プレミアリーグの最多優勝クラブであり、多くのスーパースターが活躍したマンチェスターユナイテッドのホームスタジアムは、サッカーファンなら是非とも訪れたいところです。
マンチェスターの街並み
マンチェスターの人口は約55万人とそれほど大きな都市でないにも関わらず、世界的なビッグクラブが2チームあり、常にスタジアムは満員となります。
サッカーファンがイギリスに来たら、マンチェスターの2つのスタジアムを訪れるべきですが、他には特にそれといった観光名所はありません。
オールドトラフォードまでのアクセス
スタジアムまでのアクセスは、市内を走っている路面電車「メトロリンク」が便利です。
最寄り駅「Old Trafford駅」を降りて5分ほど歩けば到着です。
私は交通費をケチるために徒歩でスタジアムまで向かいましたが、思ったより時間がかかり、すたじあうツアーに5分ほど遅刻してしまいました。市内中心部から歩くとかなり時間がかかるので、ぜひトラムを利用しましょう。
スタジアムツアー概要
スタジアム見学ツアーは公式サイトから予約が可能です。
料金:25£ (約4000円)
営業時間
日~木曜日:9:30~17:00 金・土曜日:9:30~18:00
所要時間:約40分
詳しくは下記公式サイトを参照にしてください。
https://www.manutd.com/en/visit-old-trafford/museum-stadium-tours
スタジアムツアーの様子
メインスタンドからの眺め
まずはメインスタンドの座席に座り、ガイドからの説明を受けます。
目の前にはチーム名が入った巨大なバックスタンドがあります。
バックスタンドには長年ユナイテッドの監督を務めたファーガソン監督の名前を使い、「サー・アレックス・ファーガソンスタンド」という名前が使われています。
これだけ巨大なスタジアムですが、屋根が前のほうまでしっかりかかっているため、雨でも濡れる心配はなさそうです。
ロッカールーム
メインスタンドを見学した後は、ビジターチームのロッカールームへ移動します。
入場口~ピッチからの眺め
オールドトラフォードの線入場口はメインスタンドの真ん中からではなく、コーナー付近から入場します。
ピッチレベルからの眺め
スタンドをピッチから見ると、かなり傾斜があることが分かります
オールドトラフォードが開場して100周年の記念モニュメントが埋め込まれています。
日本企業の日清食品がスポンサーであるため、カップヌードルの広告が壁に貼ってありました。
こちらはホーム側のロッカールーム。アウェイ側と比べてシックで落ち着いた雰囲気になっています。
ロッカールームを見学したあとはミュージアムと隣接しているカフェにも訪れました。
オールドトラフォードは最新鋭のスタジアムとは違い、かなり歴史を感じられるスタジアムですね。
おわりに
2000年代後半までは世界トップのクラブでしたが、最近ではあまり成績の振るわないマンチェスターユナイテッド。それでも「シアターオブドリーム」と呼ばれるオールドトラフォードは、サッカーファンなら一度は訪れるべきスタジアムだと思いました。
オールドトラフォードはプレミアリーグのスタジアムで一番大きい7万5000人収容のスタジアムですが、それでも観戦チケットを入手するのは困難と言われています。
試合を現地観戦できればベストですが、それが叶わないなら、スタジアム見学ツアーに参加しましょう。
マンチェスターにあるスタジアムを訪れて思ったのは、人口55万人に過ぎない街にあるスタジアムが毎試合大勢の観客で埋まることです。日本には100万人以上の大都市がいくつもあるので、もっとスタジアムを観客でいっぱいにしてほしいなと思いました。