訪問日:2016/11/14
世界一周旅行でヨーロッパに滞在中、ミラノダービーのチケットを入手したため、ミラノダービー前日にサンシーロスタジアムの見学ツアーに参加した際の様子を紹介します。
サンシーロスタジアムとは
サンシーロスタジアム(正式名称:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)は、イタリアのミラノにあるフットボール専用スタジアムです。
このスタジアムはACミランとインテルミラノという2つの名門クラブが使用しており、収容人数は8万人と欧州でも最大規模のスタジアムです。
同じスタジアムをホームにしているACミランとインテルミラノの試合は「ミラノ・ダービー」と呼ばれ、毎試合超満員の観客で盛り上がります。
国際的な大会でも使われ、2016年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝の舞台としても使用されました。
セリエAのスタジアムは陸上トラックが併設されていることが多いですが、サッカー専用で8万人を収容できるサンシーロスタジアムは、イタリアだけでなく欧州を代表するスタジアムといえるでしょう。
サッカーファンなら一度は訪れてみたいスタジアムと言えます!!
スタジアムツアー概要
スタジアム見学ツアーにはミュージアムの見学も含まれています。
入場券は当日スタジアムで購入できます。
料金:30ユーロ (2016年当時は12ユーロ)
開催時間:毎日10時~18時(試合の日やイベントのある日は変更あり)
所要時間:40分~60分
詳しくは下記のホームページをご覧ください。
https://www.sansirostadium.com/en/museum-tour/tour
サンシーロスタジアムへのアクセス
サンシーロスタジアムまでのアクセスは地下鉄が便利です。
2015年に開設された地下鉄M5線「SAN SIRO」駅下車で徒歩すぐの場所にあります。
ミラノダービーや優勝がかかった試合では8万人もの観客が訪れるため、混雑をさけるために市街地から徒歩で歩くか、タクシーで移動するのも手です。
スタジアムツアーの様子
外観
滞在先のホテルから20分程歩くと、巨大な建造物が現れます。
私が訪れたのは11月ですが、ミラノの秋はとても雨が降ります。
ミュージアム
スタジアムの前にまずはミュージアムの展示があります。
私が訪れた2016年にはUEFAチャンピオンズリーグの決勝が行われたため、決勝戦の記念ユニフォームやペナントが展示されていました。
もちろんミランとインテルに関する展示品もあります。
ロナウドやカカなど、世界的な名選手のグッズが見学できます。
ミックスゾーン
ロッカールームへと向かう途中に、ミックスゾーンを通過しました。背景にあるスポンサーから、おそらくACミラン側のミックスゾーンですね。
同じスタジアムを2つのチームが利用しているのは世界的にも珍しいため、どういった使い分けをしているのかに注目するのもおもしろいかもしれません。
ロッカールーム
こちらはACミランのロッカールーム。椅子が1つ1つ個別に設置してあるのが特徴的ですね。
天井には大きなエンブレムがあるのもカッコいいです。
こちらはインテルのロッカールーム。ミランと比べるとシンプルな作りになっています。
ロッカールームは通常ホームチームとビジターチームの2カ所用意されていますが、ミランでもインテルでもないチームはどこのロッカールームを使うのでしょうか?
選手入場口
ロッカールームでの見学を終えると、選手入場口からピッチへと向かいます。
入場口の壁面にはACミランの選手の壁紙が貼ってあったため、次の試合はおそらくACミランのホームとして利用するのでしょう。
どちらがホーム開催をするかで会場の準備も変更するのはなかなか大変そうです。
ピッチからの眺め
サンシーロの外観はとてつもなく大きい印象を受けましたが、ピッチから眺めてもやはり「デカい」という印象が強いです。
バックスタンドには2重に屋根がかかっています。
ゴール裏は3階席までありますが、サッカー専用スタジアムとはいえ3階席からだと選手はかなり小さく見えるでしょう。
ゴール裏は3階席までありますが、サッカー専用スタジアムとはいえ3階席からだと選手はかなり小さく見えるでしょう。
ゴール裏は3階席までありますが、サッカー専用スタジアムとはいえ3階席からだと選手はかなり小さく見えるでしょう。
おわりに
サンシーロスタジアムはとにかく巨大です。カンプノウスタジアムは9万人以上収容できますが、建物の大きさで言えばサンシーロのほうが大きいと感じました。
どんよりした天気もあってか、雰囲気が旧ソ連といった感じでしたね。
ミラノは他のイタリアの都市と比べて雨が良く降る場所です。特に春と秋は雨が多いので、訪れるなら夏がいいかもしれません。
みなさんも興味があれば、是非現地を訪れて、スタジアムの迫力を生で実感してみてください!