訪問日:2016年11月3日
ロンドンに約1週間滞在した後、アンフィールドのスタジアムツアーに参加するためにリバプールへと移動しました。
今回はアンフィールドの見学ツアーの様子を、現地の様子とともに書いていきます。
アンフィールドへのアクセス
アンフィールドは街の中心部から外れた場所にあり、街の中心部からはバスで約20分程度かかります。
Liverpool central駅にはリバプールのラッピングをしたバスも走っており、アンフィールドにも向かうためこのバスに乗るのも良いかも知れません。
スタジアムツアー概要
スタジアムツアーには大きく分けて2種類あり、博物館の見学とセットになった一般的なツアーと、チームのレジェンドがスタジアムを案内し、質問もできるレジェンドツアーがあります。
私は前日に一般ツアーの予約をしました。(当時の料金は17£)
2022年12月現在の料金は、
一般ツアー:18£(約2800円)
レジェンドツアー:50£(約8000円)
となっています。
現在は日本語のオーディオガイドもあるようなので、詳しくは下記のホームページを参照にしてください。
スタジアムツアーの様子
街中から歩いてスタジアムへ向かう
私はバスの乗り方が分からない&時間があったので、街の中心部から40分ほど歩いてスタジアムへ向かいました。
サッカークラブのリバプールは世界的なビッグクラブですが、街並みは日本の地方都市と大差ありません。
街の中心部から少し離れればのどかな風景が広がります。
こんな場所に毎試合5万人ものサポーターが集まるのが信じられません。
スタジアム外観
閑静な住宅街の中に突如として表れる巨大なスタジアム。
赤レンガの茶色い建物をベースにエンブレムと巨大なポスター。そして角ばった屋根。
これぞプレミアリーグのスタジアムという風格があります。
スタジアム内部&ミュージアム
スタジアム内部にはミュージアムも併設されています。
2005年のCLを制した時のユニフォーム。隣にはシェフチェンコのユニフォームもありました。
このときにリバプールファンになった方も多いのではないでしょうか。
5つのチャンピオンズリーグトロフィー。今では6つになりましたね、
スタジアム内のコンコース。コンパクトで清潔感があります、
スタンドへ行く途中に通り過ぎたVIPルーム。ホテルのラウンジみたいにオシャレです。
スタンドからの眺め
VIP席からの眺め。スタンドはチームカラーの赤一色です。
アウェイ側のゴール裏スタンド。当時のサプライヤーであるニューバランスのロゴが入っています。
プレミアリーグではスタンドにサプライヤーのロゴを入れるチームが多いですね。
カッコいいので日本のクラブもやってみて欲しいものです。
そしてこちらがプレミアリーグで最も象徴的なスタンドと言われている「The Kop」
このスタンドだけで1万2000人が収容できます。
一層式であるため、プレミア屈指の雰囲気が作られるのです。
ピッチレベルからの眺め
有名な「This is Anfield」の看板は取り忘れてしまいましたが、この選手入場口を抜ければピッチです。
目の前にはデカデカと芝育成のための機械が(笑)
赤いスタンドのスタジアムは今まで何度も訪れてきましたが、アンフィールドのスタンドは格別に美しいです。
どこを撮っても絵になる・・・
正面からスタンドを見るとかなり急斜面なのが伝わります。
ピッチサイドからみる「The Kop」
真っ赤に染まった一層式の巨大なスタンド。ピッチとスタンドの近さ。角ばった屋根。
間違いなく世界一かっこいいゴール裏ですね。
世界中のスタジアムを見てきてそう思いました。
そしてツアーの最後にはThe Kopの前で「You’ll never walk alone」を場内に流してくれるという粋な演出がありました。
試合のない日ですがこれにはどのサッカーファンも感動するでしょう。
まとめ:アンフィールドは最も理想的なスタジアムだと思う
私は国内外合わせて100を超えるスタジアムを訪れましたが、アンフィールドが世界で最も素晴らしいサッカースタジアムだと思っています。
・チームカラーに染まったスタンド
・スタジアムは大きすぎないためどこからでも見やすい
・外観、ミュージアムから歴史を感じられる
・ピッチとスタンドの近さ
これらに加えて全体的に角ばっているのがいかにもプレミアリーグって感じのスタジアムが最高です。
さらに満員のスタンドにYou’ll never walk aloneの曲が流れれば何もいう事はないでしょう。
リバプールはサッカーとビートルズ以外にこれといった見どころはないと思いますが、世界一魅力的なスタジアムがあります。
機会があれば試合観戦もしてみたいですね。
最高のスタジアムなのでサッカーファンは是非訪れてみてください。