こんにちは、yamです。今回は私が1年4ヶ月をかけて40か国以上を旅した経験から、有効だと思った防犯対策を紹介します。
私は旅の最中に貴重品を盗まれることはなかったですし、身の危険を感じるような危ない目にあうことはありませんでした。
防犯対策においては旅の最中に考えた独自のものもいくつかありますので、海外旅行の防犯対策に興味のある方は参考にしてみてください。
①高価なものをできるだけ人前で見せない
これは基本中の基本ですが、私は常に意識していました。
もともと盗みをするつもりがなくても、高価なものを見たら刺激されるのは間違いありません。
具体的には以下のような対策をしていました。
・治安が悪いと思われる場所では、一眼レフカメラやスマートフォンをださないようにした。
・時計は最悪盗まれてもいいような1000円の安いものをつけていた。
・上から下まで暗い色の服を着て、動きやすい恰好をしていた。
・ポケットにチャックのついているズボンを着用した。
・観光地図をむやみやたらに人の多い場所で広げない。
・一眼レフのカメラにテープを貼って企業ロゴを隠す。
②あらゆるものにチェーンをつける
チェーンをつけるのは窃盗だけでなく紛失にも効果的です。
海外旅行中は財布のチャックにチェーンを付け、それをベルトを入れる場所に引っ掛けていました。
そうすることで財布を盗もうと思っても、チェーンがかかってるので直ぐにもっていくことはできません。
バックパックなども、宿や空港に長時間置く場合は柱や他の荷物と一緒につなげていました。
バックパックには緊急用のドル紙幣以外に貴重品を入れることはしませんでしたが、チェーンをつけておくことで、他の人が間違って持って行ったりすることもないですし、心理的な安心感を得る上では有効だと感じました。
③ホテルのスタッフに治安の悪い場所を聞く
もちろんガイドブックやインターネットの情報も参考にもしますが、そこに住んでいる人の情報は貴重です。
治安の悪い国に入国した際は、宿にチェックインした際にスタッフから詳しく聞くようにしていました。
あらかじめ予習しておくことで、心構えができます。
④治安の悪い場所では夜は出歩かない
これも基本中の基本ですが、これほど効果的な防犯対策はないでしょう。
夜で歩くか出歩かないかは、グーグルマップで調べたり、昼間の街中の様子をみて直感的に判断しています。
どうしても夜に出歩かなければならないときは、できるだけ早足で歩くか、タクシーを利用した方がいいでしょう。
私は一度ブラジルのマナウスという街に夜中にタクシーで到着しました。
ところが運転手の間違いで名前が似ているけど自分が予約した宿とは違う宿に到着したことがあります。
自分が予約した宿には歩いて5分程度の距離なのですが、宿の人に「夜歩くのは危険」と言われたので、タクシーで移動しました。
そういった現地の人でも夜に出歩かないような場所などでは、現地の人のアドバイスを素直に受け入れることが大事です
⑤できるだけ観光客の雰囲気を出さず、地元民になりきるような意識をもつ
もちろん顔は現地人と違いますが、スーツケースをごろごろ轢いて、観光地図を公共の場所で広げたり、派手な恰好をしたり、一眼レフカメラをぶら下げながら歩いたりすることはしませんでした。
その代わり意識したことは、
・あまりキョロキョロしない
・早歩きで移動する
・目立たない服装をする
これらを意識して行動していたら、南米や欧米でも地元の人だと勘違いされ、観光客から道を尋ねられたりしたこともあります。
まとめ
旅の最中に犯罪被害にはあうことはありませんでしたが、もちろんたまたま運が良かったというのもあるでしょう。
しかし心配性の自分はできるだけの防犯対策をしたつもりです。
旅に慣れてきても、新しい街に移動するときはいつも不安を感じます。
「何であれをやらなかったんだろう」と後悔はしたくないので、いつも上記に書いたようなことをしています。
100%防げる防犯対策はありませんが、みなさんも後悔はしない程度の防犯対策はしておくことをおすすめします。
この記事が防犯対策の参考になれば幸いです。
それでは、また。