日産ヘリテージコレクションは新型コロナウイルスの影響で見学会を中断していましたが、4年ぶりに見学会を再開しました。
このミュージアムには300台以上の日産車が展示されており、日産ファンはもちろん、車好きにはたまらない場所となっています。
コロナの中断期間を経て、実際に現地に行ってきたときの様子を紹介します。
日産ヘリテージコレクションを見学するには
日産ヘリテージコレクションを見学のは少し難易度が高いです。というのも、
- 見学するにはWebサイトから予約しなければならない
- 予約できるのは月に数回しかなく、不定期開催となっている
- 見学枠はすぐに埋まるため、2週間以上前から予約しないといけない
といった理由があります。
見学予約フォームはこちら↓
自分はたまたま1枠だけ空いている日を見つけたため、幸運にも見学会に参加することができました。
日産ヘリテージコレクションへのアクセス
公共交通機関の場合、小田急江ノ島線南林間駅から、神奈川中央交通バス「イオンモール座間」「相武台前駅」「小田急相模原駅」行「ひばりが丘1丁目」下車、徒歩7分です。
日産ヘリテージコレクションの内部
・コレクションホールへ入ると、まずは20程度の紹介映像を見せられました。
・エントランスホールにはフェアレディZが展示してあります
ロッカーにも歴代の日産車が描かれています。
そして日産ヘリテージコレクションの内部へと入っていきます
シャッターが空いたその先には・・・
年代別の日産車がズラリ。
昔のZのパトカーが展示してありました。
歴代のシルビアもズラリ。オープンタイプのシルビア(ヴァリエッタ)はとても貴重です
パッと見ホンダのNSXに見えるこの車は、1984年に製造されたMID4という実験車両。
市販はされなかったようですが、今でも普通にカッコいいデザインですね
1960年代の日産のレース車両
この車は今まで存在を知りませんでしたが、昔のポルシェみたいな曲線的なデザインがカッコいいです。
そして日産といえば、GTR
ウサインボルトのサイン入りGTRがあるのは日産ヘリテージコレクションならではですね。
レーシングカーの展示も豊富です。
特に「グループCカー」と言われた、400kmのスピードを出すモンスターマシンが一堂に並ぶ光景は圧巻です。
R390 GT1ロードカー。1990年代半ばのル・マン24時間レースに参加するには、「一般公道を走行できる車」であることが条件でした。
そこで一般道走行モデルとして作られたのがこの車です。日産のレースに賭ける執念も凄いですが、この車が市販されれば1億円はくだらないそうです。
こちらはフェアレディZ33の「先行検討車」として1台だけ制作された幻の車です。
実際に発売された33Zと比べると可愛らしい見た目をしていますが、この車の存在を知る人は多くないでしょう。
まとめ
新型コロナウイルスの影響でしばらく中止していた日産ヘリテージコレクションの見学会。
やっとの思いで行けましたが、結果は大満足でした。
特に「MID4」や「Z33の先行検討者」「60年代のレーシングカー」など、ここでしか見られないような車が多くあるのが魅力でしょう。見学会では、外国人の方も参加していました。
車好きは勿論、日産ファンなら絶対見逃してはいけない場所だと思います。
興味のある方は是非行ってみてください。