こんにちは、yamです。私は2016年9月にレアルマドリードの試合を現地観戦してきました。
レアルマドリードといえば世界のスター選手を集めた銀河系軍団として知られています。
そんなレアルマドリードの本拠地であるサンティアゴベルナベウで、CL覇者であったレアルの試合を現地で撮った写真とともに紹介します。
いつかレアルマドリードの試合を現地で生観戦したいと思っている方は是非参考にしてみてください。
チケットを公式サイトから購入
レアルマドリードの試合は、バルセロナとのクラシコ、アトレティコマドリード、チャンピオンズリーグ、優勝のかかった試合などを除けば、比較的簡単にチケットをとることができます。
私はチケットを公式サイトで5日前に購入しました。座席は1階メインスタンドの前列で、チケット代は122.50€です。
この当時はクリスティアーノ・ロナウド選手が全盛期のプレーをしていたころだったので、彼のプレーを間近でみたいと思い、奮発して買ってみました。
チケットは公式サイトから印刷して、バーコードの部分を機会に読みかざすと入場することができます。
(現在はスマホにバーコードをダウンロードできる仕様になっています)
試合前の現地の様子
レアルマドリードの本拠地であるサンティアゴベルナベウスタジアムは、地下鉄10番線サンティアゴベルナベウ駅の目の前にあります。試合当日は混雑するので、私は2時間前に到着しました。
目の前にそびえたつスタジアムは、巨大な要塞といった雰囲気があります。
試合当日にはあらゆる場所でグッズを販売している露店が出店します。
しかし売っている商品はオフィシャルのものかは定かではありません。もしオフィシャルの商品をきちんと買いたいのであれば、スタジアム内にあるショップか、街中にあるオフィシャルショップで買うことをおすすめします。
日本のサッカーの試合であれば、会場は試合開始3時間前には会場になります。
しかしレアルマドリードの試合では2時間前になっても入場することはできません。
時間をつぶすために周辺をウロウロしていると、道路が封鎖されて多くのサポーターが集まっていました。
長年のサッカー観戦の経験から、これは選手バスがこれからくることは間違いないと思い私は選手バスをみようと道路わきまで行くことにします。
会場では馬に乗った警察官が警備に当たります。このようにヨーロッパでは馬を使った警備がよく見られます。
ただし馬の糞も見ることになってしまうのが難点です。
しばらくすると、警察の白バイやパトカーに先導されてレアルマドリードの選手バスがやってきました。
レアルマドリードとなると、まわりのセキュリティもレベルが違います。
日本では選手バスが来ても、道路が封鎖されることもありませんし、警察が先導することもありません。いかにサッカーチームが影響力をもっているかということもここで理解できました。
もし選手バスを観たいという方は、キックオフの2時間前にはスタジアムに訪れることをおすすめします。試合前の雰囲気も日本との違いを味わえるのでおすすめですよ。
スタジアムに入場
試合開始1時間前になってようやく開場し、スタジアム内部に入場します。
私が購入した席は前から5列目なので、目の前がピッチです。
試合時刻が近づくにつれ、私の周りにはさまざまな人種のお客さんが来場してきます。
私の直ぐ近くには大学生らしき若い日本人の男性グループ3人もみかけました。
試合前に記念として鹿島アントラーズのタオルマフラーと一緒に記念撮影。
まさかこの3か月後に鹿島とレアルマドリードがクラブワールドカップの決勝で戦うことになるとはこの時夢にも思っていませんでした・・・
試合前の練習風景と選手紹介
試合前の練習も見ものです。やはりクリスティアーノロナウドばかりに目が行ってしまいますね。今までメッシ・ネイマールのプレーを観てきましたが、ロナウドを生で観るのはこれが初めてです。
目の前でロナウドをはじめ、世界的なスター選手を間近で見ることができて、この時点でテンションマックスです。近くにいた日本人グループも一緒で、興奮を隠しきれない様子でした。思い切って1万円以上するチケットを買ってよかったです。
練習の後には選手紹介がされます。海外の選手紹介は日本と比べるとあっさりしていますね。それでもロナウドが紹介されたときは場内は大歓声に包まれました。
選手入場・記念撮影
試合開始直前にはスタンドが満員になりました。8万人のスタジアムがほぼ満員の景色は圧巻です。
試合前の記念撮影。この当時のレアルマドリードはチャンピオンズリーグを制覇したメンバーで、当時世界最強と言われたメンバーです。ロナウド、セルヒオ・ラモス、モドリッチ、ベイル、クロース、ペペなどそうそうたるメンバーです。
そして自分から15mほどしか離れていないレアルのベンチにはジダンが監督として指揮をとっています。
試合開始早々にレアルが先制
試合開始直後にゲームは動きました。前半6分にサイドからのクロスをロナウドが合わせ、レアルが先制。
その後はしばらくレアルが攻めるも、相手チームのオサスナがはじき返す展開が続きました。
レアルの試合を間近でみて思ったこと
いつもJリーグの試合を見ている私ですが、レアルマドリードの選手達のプレーを目のまで観た感想は、「デカくて、速くて、巧い」です。
小学生並みの感想ですが、ほとんどの選手は身長180cm以上なので迫力があるし、高さがあるだけでなくスピードとテクニックも全員が兼ね備えています。
Jリーグでプレーする選手で、1つか2つを兼ね備えている人は多いですが、3つ全てを兼ね備えている人はなかなかいないですね。世界トップとの差を縮めるのはかなり厳しいと実感しました。
両チームのサポーターの様子
私は初めていくスタジアムなどでは、試合以外の部分もよく観察します。特にサポーターの応援風景などには注目します。
レアルマドリードのサポーターは、ゴール裏の人達だけみんなユニフォームを来ています。特に熱狂的なのが1階席にいる人達で、彼らは立って応援しています。それ以外の席の人達は座って応援しているので、ここはJリーグのサポーターに似ています。
対するアウェイのオサスナサポーターですが、8万人収容のスタジアムの中で、彼らは3階席の端のほうに追いやられていました。
圧倒的マイノリティの彼らはここで応援するのはかなり勇気がいるでしょう。
前半終了間際~試合終了まで
前半終了間際にレアルマドリードが2点追加でゴールを決め、3対0で前半を折り返しました。
ハーフタイムになると、周りの観客が一斉にスマホで写真を取り始めました。おそらく私のまわりにいた観客はみな観光客だと思われます。
後半開始前、遅れてやってきたロナウド選手。後ろ姿も絵になります。
後半10分過ぎにレアルがまた追加点を決めました。私から近い方のサイドでゴールを決めたので、ゴール後にみんなで喜ぶ姿を近くで取ることができました。
その後モドリッチが5点目を決め、どこまで点差を広げるのかと思いきや、ここからオサスナが2点を返す展開になります。場内も若干ざわつきはじめましたが、さすがに5点差をひっくり返すことはできず、5対3のまま試合は終了しました。
試合後、インタビューに応じるキャプテンのセルヒオ・ラモス。
試合後は大通りが歩行者天国となっていて、大勢の人でにぎわっていました。
おわりに
マドリードの滞在はレアルの試合を観るために1週間も滞在しました。
私がマドリードを訪れたのは9月の初旬で、気温は38℃を超えるなどかなりの暑さになりました。
日本と違って湿気はないのでそこまで不快感はありませんが、日差しがとても強烈です。もし夏にマドリードにいくならば、サングラスや日焼け止めは必須です。
結果的には大満足となったレアルマドリードの試合観戦でしたが、体調管理には気を付けたいですね。
この記事がレアルマドリードの試合を現地で観戦してみたい方の参考になれば幸いです。