観戦日:2016年9月11日
レアルマドリードの試合を観戦した翌日、マドリードからバスでバレンシアへ向かいました。
もちろんバレンシアに来た最大の目的は、メスタージャと呼ばれるスタジアムで、バレンシアCFの試合を観戦することです。
チケットは約10日前にネットで購入しました。バックスタンド中央最前列の席で、値段は42€です。
バレンシアの街にはヤシの木が多く映えており、南国の雰囲気が感じられます。
バレンシアの街は比較的コンパクトなので、スタジアムまでは徒歩で向かいました。
マドリードも暑かったですが、バレンシアでもかなり日差しがキツい中での観戦となりました。
スタジアムに到着
スタジアムの外観
バレンシアCFのホームスタジアムであるメスタージャは、街の中心部に位置しています。
スタジアムの外壁もクラブカラーであるオレンジと黒の外壁に塗られています。
クラブのエンブレムと選手のポスターも大きく描かれていて、かなりかっこいいですね。
ビジターチームの選手バスが到着
スタジアムの外には大勢の人が集まっていました。レアルマドリードの試合と同様、選手バスが来る瞬間を見ることができました。
目の前に来たバスは、ビジターチームであるレアル・ベティスの選手バスでした。
スタジアム内部
コンコース
選手バスを見た後、スタジアムの内部に入ります。
バックスタンドのコンコースはかなり狭いつくりになっています。
バックスタンド1階席からの眺め
クラブカラーであるオレンジ色のスタンドには大きく「MESTALLA」の文字があります。
またバックスタンドでは直射日光の日差しがきつく、サングラスは必須でした。
夏のゲームなのだから夜に試合をやるべきだと私は思いましたね。
ゴール裏のスタンド
ゴール裏のスタンド席は3階席になっています。このスタジアムは傾斜がかなり急なことで知られています。
試合前の様子
選手入場
試合開始直前になると、スタジアムはほぼ満員になりました。
観光客らしき人達はおらず、本気でチームを応援している人ばかりなので、スタジアムの雰囲気はバルセロナやレアルよりもかなりアツさを感じました。
両チームのサポーター
サポーターで埋まったゴール裏はかなり威圧感があります。なにより日差しがかなり眩しかったですね、
3階席の端から応援するベティスのサポーター。数は圧倒的に少ないですが、熱狂的な人達ばかり集まっているので、彼らの応援も良く聞こえます。
試合開始
この試合で唯一知っていたのは、ポルトガル代表のナニ選手です。
最前列の席だけあって、選手同士がぶつかる音まで聞こえてきて、かなり迫力が感じられます。
前半は1-0でアウェイのベティスがリードし、後半戦へ向かいます。
後半開始直後に、ベティスがさらに追加点をあげ、スタジアムはかなり落ち込んだ雰囲気になります。
しばらく膠着状態が続いた後、後半20分過ぎにバレンシアが1点を返します。
さらにその3分後、バレンシアが同点に追いつき、スタジアムの雰囲気は最高潮に達します。
勢いは完全にバレンシア。しかしチャンスを決めきれないままでいると、後半ロスタイムにベティスの選手が勝ち越しゴールを決め、そのまま試合終了。
ゴールを決めて喜ぶベティスの選手
ベティスのサポーターは半裸状態でお祭り騒ぎです。
バレンシアのサポーターからは大ブーイングが聞こえてきました。
歴史的勝利
後でわかったことなのですが、ベティスがメスタージャで勝利をしたのは1986年以来のことで、30年ぶりとなる歴史的勝利となりました。
歴史的勝利を見れたのはともかく、ホームのチームが負けて雰囲気が最悪だったので複雑ですね。