【キルギス】ビシュケクでサッカーのリーグ戦を観戦

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ビシュケクにあるキルギスの大統領府

訪問日:2018/7/22

キルギスは中央アジアのなかでも物価が安く、多くの日本人バックパッカーが長期滞在をしている場所です。

私がキルギスに来た目的は、遊牧民の生活を体験することと、イランビザを取得することでした。

キルギスではロシアワールドカップをテレビ観戦し、キルギスリーグの試合を現地で見ることにもなりました。

目次

ビシュケクの日本人宿さくらゲストハウスでワールドカップ決勝を見る

ビシュケクの街並み
さくらゲストハウスから眺めるビシュケクの街並み

今まで数多くの宿に泊まってきたが、日本人宿に宿泊するのは今回が初めてとなります。

海外に来てまで大勢の日本人と関わりたくないのと、無理矢理パーティーに誘われたりしたら面倒だという考えから、今までは避けてきました。

しかしイラン旅行に関して不明な点がいくつもあり、旅の情報を得たかったので日本人宿(さくらゲストハウス)に泊まることにしたのです。

結果としてはイランを旅してきた人から有益な情報も得ることができたし、他の日本人旅行客との交流を楽しめたので、ここに泊まって大正解でした。

さくらゲストハウス
みんなでワールドカップ決勝を観戦。右側に移っているのがオーナーの疋田さん

ビシュケクに到着したその日に宿の人達とロシアワールドカップの決勝を観戦することになりました。

結果はフランスが優勝。宿にはフランス人も何人かいましたが、大喜びする人は何故か誰もいません。

「選手は黒人ばかりで、観客は白人ばかり」と言ったフランス人の宿泊客の言葉が印象に残りました。

個人的にはもう少し退職のタイミングが早ければロシアで現地観戦できていたかもしれないが、仕方ありません。

2022年のカタールワールドカップは1試合だけでいいから是非現地で観戦してみたいです。

キルギスリーグの試合を無料で観戦

日本人宿での滞在が10日を過ぎると、さすがにマンネリを感じてきます。

新しく日本人の客がやってきても、交流するのが面倒で、ずっと同じ人と会話していていました。

何かイベントはないかネットで調べ物をしてみると、宿から歩いて20分位の場所でサッカーのリーグ戦があることを知ります。

宿から歩いて試合会場へ向かう途中、スタジアムらしき建物は見当たらず、本当に試合をやるのか不安だったのですが、小さなスタンドのあるサッカーコートに人が集まっていました。

FCドルドイのゲストハウス
Jリーグのクラブハウスと比べても見劣りしないほど立派

サッカーコートの横には3階建てのクラブハウスがあります。

海外では様々なスタジアムを訪れてきたが、クラブハウスを訪れるのはこれが初めてです。

Jリーグのクラブハウスと比べても見劣りしないほど立派です。

FCドルドイのバス

駐車場には選手バスが停車していた。ラッピングもされている。キルギスの経済状況を考えればよくやっていると言えるでしょう。

FCドルドイのクラブハウスグラウンド

スタンド外から撮影。ここで立ち見でも十分ですね。

チケット売り場らしきものは見当たらず、みんなスタンドに入っていくので、自分もスタンドに入りました。プロの試合にもかかわらず入場料は無料です。

FCドルドイのクラブハウスグラウンド

観客席はメインスタンドだけにあります。夏の暑い時期だったので屋根があるのはとてもありがたいです。プロの試合とは思えないほどまったりとした雰囲気で試合が行われました。

キルギスリーグの試合

選手入場も行います。FIFAの公式アンセムも流れました。

キルギスリーグの試合

ホームチームは首位のFCドルドイ。アウェイチームはリーグ戦最下位です。

いくら中央アジアの小国のリーグとはいえ、プロサッカーの試合をこんなに間近に見られるのは贅沢かもしれません。

キルギスリーグの試合

プレーの質はやはり日本と比べると劣ります。

日本の大学サッカーと同レベルだといったところです。

観客席とピッチを隔てるのは1本のロープのみです。

キルギスリーグの試合

ピッチのそばにドリンクがひとつも置いていなかったので選手は大変だろうと思っていましたが、25分ごとに休憩をとるシステムだったようです。

気温30℃を超えるなかやるよりは夜に試合をしたほうがいいと思いますが…。

キルギスリーグのファンと選手

試合は7対1で首位のFCドルドイが勝利。試合後には選手とサポーターが交流をしていました。

キルギスリーグの選手とファン

さらに選手とピッチ上で写真撮影もできてしまいます。

プロの試合でこれができるのも小国だからこそですね。

自分もひとりの選手に話しかけて一緒に写真を撮ってもらうことができました。

名前は知りませんが、首位のチームで先発出場していたので、キルギス代表の選手かも知れません。

娯楽のないビシュケクでは、ビザ待ちの間はだらだらとネットサーフィンをやるか、他の宿泊客と会話をすることぐらいしかありませんでした。

そんな自分にとってこのサッカーの試合はかなり刺激的な娯楽になりました。

唯一の後悔は一眼レフカメラを宿に置いてきたことですね。そのせいで質の低い画像しか残せなかったのが悔やまれます。

おまけ

スパルタクスタジアム

後日、キルギスの国立競技場であるスパルタクスタジアムを訪れました。

ここはキルギス代表の試合が行われる場所で、日本代表チームもここで試合をしたことがあります。

しかしスタジアムは老朽化が激しく、ピッチとスタンドの距離が離れているうえ、傾斜が緩いのでとても見づらそうです。

特に前列はピッチと同じ視野の高さで、防護柵があるためとても見れたものではないでしょう。

リーグ戦の試合はクラブハウスの場所で見れてよかったと思います。

訪問日:2018/7/22

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この記事を書いた人

零細Web系フリーランス。旅・車・サッカー・スラブ好き。 関東田舎住みのアラサー。鹿島サポ。 海外45か国渡航。日本と海外のいいとこ取り生活をするのが目標

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