ウルグアイにはアルゼンチンからフェリーで入国しました。港に着いたあと、バスで牧草地の中を3時間走って、首都のモンテビデオに到着しました。
モンテビデオの街並み
モンテビデオはサンティエゴやブエノスアイレスと比べれば街の規模は小さいですが、程よく都会で過ごしやすい感じです。
ウルグアイといえばマテ茶大国です。スーパーにはたくさんのマテ茶が並びます。
ウルグアイに到着してから衝撃を受けたのが、物価の高さです。スーパーに買い物をすると、値段が日本とほとんど変わりません。
モンテビデオはのんびり滞在するのに良さそうな環境だと思っていましたが、仕方ありません。
ワールドカップが初めて開催されたスタジアムを訪問
南米の小国であるウルグアイに来た一番の目的は、初めてワールドカップが開催されたスタジアム、エスタディオ・センテナリオを訪れるためです。というかそれ以外に特にみどころはないのですが…。
ホテルから歩いて25分程度歩くと、スタジアムに到着しました。
周辺は陸上競技場やサッカーの練習場もあり、大きなスポーツ公園となっています。
スタジアムの外観。1930年、第一回ワールドカップが行われたことを表すモニュメントがあります。
スタジアム内にはミュージアムが併設されています。料金は150ウルグアイペソ(約500円)。
物価の高いウルグアイですが、このスタジアムの入場料は安かったです。
ミュージアム内はもちろんワールドカップに関する展示が多いです。
2014年にセレッソ大阪に移籍してきたディエゴフォルランも、ウルグアイではルイス・スアレスと並ぶスター選手であることが伺えます。
このミュージアムではサッカーだけでなく、オリンピックに関する展示も行われていました。
1964年の東京オリンピックで当時使われたポスターも日本ですら見たことがないのに、まさかウルグアイで見ることになるとは予想外でした。
博物館を順路どおりに見学した後、スタンドからピッチを眺めることができます。
特にツアーなどは行っておらず、各自好きに見学していくスタイルでした。
バックスタンドから撮影。正直スタジアムはかなり老朽化しており、快適に観戦できる環境ではないです。
初めてワールドカップが開催された歴史的なスタジアムなので何らかの形で保存してほしいですがが、今のサッカー環境には適していないですね。
バックスタンドを振り返ると、巨大な聖火台がそびえたっていて、共産圏のような雰囲気がありました。
そして別の場所にはペレとマラドーナがワールドカップで着用していたユニフォームが展示されていました。
これはこのミュージアムの目玉と言っていいでしょう。
これを見るためにわざわざウルグアイに来たかいがあったといえます。
ウルグアイには2泊3日のみの滞在で、スタジアムを訪れた翌日には飛行機でパラグアイへと向かいました。
訪問日(2016/7/22)